信長って優しいエピソ - 二次元裏@ふたば
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信長って優しいエピソードもあるんだな 普通にいい人じゃん
村人に、信長は木綿二十反を渡すと、意外な頼みごとをする。 その集落には「山中の猿」と呼ばれる身体に障害のある男がいて、いつも道端の同じ場所で雨露に打たれながら乞食をしていた。好奇心の強い信長は以前からその様子を不審に思い、憶えていたのだ。 乞食というものは住所不定で流離うものなのに、この男はいつもここにいる。何か子細があるに違いない。信長はそう言って、事情を聞いた。先祖の犯した罪でこの男もその父も代々このような姿に生まれつき、ここで乞食をしている、というのが土地の者の説明だった。 二十反の木綿はこの「山中の猿」に与えるため、信長が岐阜城から運ばせたものだった。 「此の半分を以って、隣家に小屋をさし、餓死せざるように情を掛けて置き候へ」※ 木綿十反の費用で、このあたりに小屋を建て、餓死せぬように情けをかけてやってほしいというわけだ。さらに、近隣の者は毎年の麦と米の収穫後、負担にならぬ程度にこの男にも収穫を分けてくれれば、信長は嬉しいと言葉を続ける。 |
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